みなさん、こんにちは!バイク一台男”タミヤ輪蔵”です。
少し前の話になりますが、映画「疑惑のチャンピオン」を観ました。
いわゆるドーピングは絶対に許されない行為ですが、事の内容・善悪はともかく、一本のエンターテイメント作品としては面白かったです。
ところで、このドーピング問題ですが、最近では「機材ドーピング」なるものまで現れる始末だとか。
フレーム内部にモーターを仕込んで、なんと「電動アシスト付き自転車」にしたというアレです。
一体、どうやって限られたスペースのフレーム内部に「モーター」を取り付けるのか、全くその技術力には感心してしまいます。
これらに共通して言える事は、努力の方向性が間違っている点ですが、もう1つは、ヒルクライムにおいて「差」をつけようと考えている点です。
ハイレベルなレースシーンにおいての「登り」がいかに過酷であり、そして、それを克服しようとしているかが、図らずも明らかになっています。
【コスミックカーボン40チューブラー】コスミックカーボン40チューブラーの性格
さて、前置きが長くなりましたが、今回は「コスミックカーボン40チューブラーの重量とヒルクライムのインプレ」です。
平地においては「軽量」で「高反応」そして「加速性の良さ」と、その能力をフル稼働させていますが、「登り」の性能はどうでしょうか?
「イケる」のか?はたまた「ダメ」なのか?そこのところを探っていきたいと思います。
なお、冒頭部分のドーピングについての記事は、コスミックと一切関係が無い事を予めお断りしておきます。よろしくお願いします。
【コスミックカーボン40チューブラー】コスミックカーボン40チューブラーの重量
コスミックカーボン40チューブラーのカタログ上の前後重量は1,435gとなっています。
ちなみに、コスミックカーボン40クリンチャーもまた「登り」が不得意とされているホイールです。
そのコスミックカーボン40クリンチャーの前後重量は1,545グラムなので、チューブラーの方が110g軽くなっています。
これ位の差は、日常生活においてはまず気になる事は無いレベルでしょうが「軽さ イコール 正義」のヒルクライムの世界では大きなアドバンテージです。
コスミックカーボン40チューブラーもまたクリンチャー同様に、険しいヒルクライムの決戦用としては役不足の感はあるものの、多少の登りは問題ないでしょう。
【コスミックカーボン40チューブラー】オールラウンダーのコスミックカーボン40チューブラー
確かに、コスミックカーボン40チューブラーはヒルクライムは得意としていませんし、これはごく普通の評価で、私も同じ意見です。
しかし、コスミックをより公正に評価しようとするのであれば、少なくともコスミックの土俵に立ってみるべきでしょう。
敢えて言えば「登り」が不得意というよりも、平地を主戦場とするオールラウンダー、と行った方がその性格をよく表していると思います。
例えるなら、軽量アルミホイールは「切れ味鋭い日本刀」で、コスミックは「ナイフ」も「ハサミ」も「ドライバー」もついている便利な「アーミーナイフ」のようなもの、と言うことになるでしょうか。
もう私は自転車関係のものは一切日本では購入していません!
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