コスミックカーボン４０チューブラーとコスミックアルチメイトとの比較！【Mavic】

みなさん、こんにちは！輪界の小人　タミヤ　輪蔵です。

前々から気になっていた事の１つに、マビックのホームページの奇妙な？日本語表現がありまして。

気が付いている人も多いと思いますが、例えばこんな感じです。

アクセサリーの紹介部分では「すべての小部品および付属品はあなたが転がり維持します」（原文ママ）とあります。

あなたが転がり・・・って？一体どういう意味なんでしょうか？

ライダー自らが転がり、バイクと一体となって走る！と言う事なんでしょうか？

まさに「人車一体」ですね。

そう言えば、今回取り上げるコスミックアルチメイトもそうなんです。

アルティメットでは無く、アルティメイトでも無く、アルチメイトなんですよね。

私はもちろんフランス語を知りませんが、アルチメイトと発音するのがより原音に近いのでしょうか？

誰か知っている人がいたら教えてください。

さて、前置きはこれ位にして本題に入りたいと思います。

【コスミックカーボン４０チューブラー】コスミックカーボン４０チューブラーとアルチメイトの「乗り味」について

今回の比較を思いついたキッカケは、４０チューブラーの乗り味がアルチメイトに近い、と聞いたことがあったからなのです。

アルチメイトはマビックのロードバイクホイールの最高峰ですから、これにどれ程迫っているのか興味がありました。

そこで、最初にアルチメイトのインプレッションと口コミについて書いておきたいと思います。

アルチメイトを端的に言えば、マビック独自のテクノロジーで設計された「超軽量オールラウンドホイール」となるでしょう。

出だしからの加速についての口コミには、「踏み込んでから溜めが無く、ダイレクトに加速する」という声や、「踏み込んだ時の加速感が圧倒的に良い」という声が多くありました。

実際に「踏み込んだ瞬間に加速する」「踏み込んだパワーを全て推進力にする」と言われる感覚はその通りであると思います。

また、ヒルクライム性能については「登りは、高負荷であるほど実力を出す」あるいは「最高のヒルクライムホイール」「ダンシングが楽」との評価通り、極めて優れています。

４０チューブラーもまた「レスポンスの良さ」でレーシーなホイールと言われています。

「乗り味が近い」部分は、「踏み込んだパワーを全て推進力にする」という辺りですね。

パワーロスが無い感じ、と言う表現が当たっていると思います。

それからレース指向のホイールに大切な「踏み出しの軽さ」と「軽い加速感」があるところも共通しています。

また、乗り心地の良さについては、アルチメイトに通じるテイストがあると思います。

その一方で、ヒルクライム性能については、４０チューブラーはアルチメイトに比べてやや分が悪い感じです。

アルチメイトはその名の通り「究極のホイール」と言えるでしょう。

アルチメイトには、どんな角度から斬ってみてもコレと言った死角が見当たりません。

そんな究極のホイールに、４０チューブラーは中々良いところまで迫っているように思います。

価格について言うと、４０チューブラーの一般的な定価は３２５，０００円と、決して安くはありません。

しかし、価格が４２０，０００円のアルチメイトに「乗り味」が近い事を考えると、なんとなく割安感が出てきますね。

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