みなさん、こんにちは!輪界の小人 タミヤ 輪蔵です。
現在ロードバイクのホイール(タイヤ)は、その「扱い易さ」から、クリンチャーが主流となっていますよね。
しかし、今回はチューブラーホイールを取り上げています。
「コスミックプロカーボンSLチューブラー」です。
チューブラーの特性としては、構造的にリムの強度を上げやすく軽量化もし易い、という点があります。
また、リム打ちパンクが起きづらい事もメリットとなっていますね。
チューブラーは「軽く」「グリップも良く」「乗り心地が良い」と言われます。
その一方で、パンク修理はほぼ不可能であり、コスト面でのデメリットもありますが、限界性能の高さからプロレーサーや愛好家の間では根強い人気があります。
さて、SLチューブラーは、この様なライダーの期待にどう応えているのでしょうか?
【コスミックプロカーボンSLチューブラー】ファスト&ライト
マビックのホームページでは、SLチューブラーを次のように紹介しています。
「レーサーが完璧に実用性を求めるとしたら、それはマビックの”ファスト&ライト”レンジにしかないだろう」(マビックのHPより抜粋)
ファスト&ライトとは、マビックによれば「軽量と路面からの抵抗値を抑え、乗り心地と速さの両方を実現するレンジ」(マビックのHPより抜粋)です。
重量面では、SLチューブラーの前後セットは1,410gとなっていて、同じマビックの40クリンチャーよりも軽量です。
そして、新しく「インスタントドライブ360」を採用した回転性が良いハブは、軽快な乗り心地を生み出しています。
また、「漕ぎ出しから力が掛かるまでのロスが減る」とのインプレは、この新機構の優れた性能を端的に言い表しています。
【コスミックプロカーボンSLチューブラー】軽量かつ優れたエアロダイナミック性
ディープリムホイールの真価は、何と言ってもエアロ効果にあります。
SLチューブラーはエアロダイナミック性に優れ、高速巡航はもちろん、多少の向い風も問題は無く、横風の影響も極端に大きくありません。
そして、カーボンと言う素材の持つ最大のメリット「軽量性」とチューブラーホイールの高い「走行性」を持っています。
【コスミックプロカーボンSLチューブラー】まとめ
冒頭部分で触れた通り、現在のロードバイクのホイールはクリンチャーが主流です。
クリンチャーならばパンク修理も楽、リムセメントもテープも不要でタイヤ交換も楽、最近では重量も軽く、使い易くなっています。
こうなってくると、チューブラーを敢えて選ぶ必要は無いように思えてきますね。
しかし、それでもチューブラーホイールは、限られたライダーからとは言え、高い支持を得ています。
それは、クリンチャーに対してチューブラーが持つ、揺るぎないアドバンテージによるものでしょう。
そのアドバンテージとは高い「走行性能」であり、これこそがチューブラーを選択する最大の理由でしょう。
そして、SLチューブラーはその理由に見事に応えてくれます。
マビックが提唱する「レーサーが求める完璧な実用性」すなわち絶対的な走行性能を、SLチューブラーは約束してくれるでしょう。
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